こんにちは。
「やさしいWeb集客と出版の学校」
「売れる文章と出版の専門家」の
可帆恵子(かほけいこ)です。
今日は「起業を考えている方」や
「起業したての方」からよく頂く、
「同業者との差別化ができない」、
「USP(Unique Selling Proposition
=自社独自の強み)
が見つからない」
というお悩みについて
お話ししていきますね。
目次
差別化できなくても
商品は売れる
一般的に
マーケティングの世界では、
「ビジネスで成功するには
同業者との差別化やUSPが必要」
「差別化やUSPができないと
商品は売れない」
と言われています。
でも私は、
「がんばって差別化したり
USPを作ろうとしなくても、
商品は売れる」
と思います。
もちろん、
差別化やUSPは
ないよりはあったほうが
いいけれど、
なくても売れます。
差別化よりも
「お客様のニーズを満たす」ことが大切
なぜ、差別化できていなくても、
USPがなくても売れるのかというと、
お客様にとって最も重要なのは
「自分の悩みや問題を解決する商品」
かどうかや、
「自分の願望を叶える商品」
かどうか、だから。
つまり、
いくら差別化に励んだとしても、
それがそのお客様にとって
必要な差別化でなければ
あまり意味がないのです。
だから、差別化しようとしたり
USPを見つけようとしたりする前にまず、
あなたがターゲットとするお客様が
どのような商品を必要としているかを
徹底的に考えて商品を作ることが
第一に重要。
そして、
ターゲットに刺さる言葉
(キャッチコピーやセールス文章)で
その商品を伝えていく
ということが必要となります。
そうするだけで、
あなたの商品やサービスは
3倍は売れるようになりますよ。
ムリに差別化しなくても
もう差別化できているかも?
しかも、
実際のお客様は
あなたが予想もしていない部分で
あなたの商品を選んでいる場合が
あります。
それは、
あなたの人となりや雰囲気が
なんとなくいいとか、
相性や性格が合いそう、
話を聞いてもらえそう、とか、
そんな部分です。
実際、私もお客様に
「なぜ私の講座やサポートを
受けると決めたのですか」と
尋ねると、
「かほけいさんの優しい人柄」
「話を聞いてくれる人だから」
「丁寧にサポートしてくれるから」
との回答を多く頂いております。
(皆様、ありがとうございます!)
この世にあなたと同じ人はいません。
あなたは唯一無二の存在。
つまり、
あなたはただ存在しているというだけで
すでに他者と差別化されているのです。
もしお客様の目の前に
あなたの商品と他の人の商品が
2つ並んでいて、
そのどちらも同じくらい
自分のニーズを満たすもの
だったとしたら、
お客様は
あなたの人柄や性格を気に入ったから
あなたの商品を選ぶ
ということが大いにあるのです。
USPがなくても
まずは売って反応を見よう
ですから、
「差別化できていないから、
USPが定まっていないから
売れない」
と自信を持てずにいる必要も、
それがゆえに商品を
人に勧めずられずにいる必要も
全くありません。
まずは
ターゲットのニーズを満たすことを
第一に考えて
商品づくりやセールスレターづくりを
するというポイントだけ押さえましょう。
その上で発売や宣伝をしていく。
それだけでも商品は売れます。
そこから
お客様の反応を見て
さらに売れるように
修正をしていけば大丈夫。
そう繰り返すうちに
あなただけの「差別化」のポイントや
「USP」も、
おのずと見えてきますよ。
ぜひ自信を持って
進んでいってくださいね!